安心安全 完全貸し切り 温泉古民家 御宿こごひ
静岡県 貸別荘・コテージ 定員10人
懐かしく楽しい宿
湘南の太陽が降り注ぐ山腹に、別荘が点在する保養地・熱海。海沿いの大ホテルとは対照的に、山側には大正・昭和戦前期に建てられた富豪や大企業の別邸や保養所が残っています。
ゲストハウス「こごひ」は、そんな保養所だった築90年の温泉付き古民家をリノベーションした、一日一組限定の貸切型ゲストハウス。宿が建つ熱海市伊豆山は、伊豆山神社を拝する緑豊かな温泉地。頼朝と政子が出会いった一帯の森は、いまも「子恋いの杜」と呼ばれ親しまれています。
当館は一日一組限定の貸切型ゲストハウスです。ご家族・ご親戚やご友人グループで、安心してご利用ください。もちろん、空気清浄機をはじめコロナ消毒対応は万全です。一棟を存分に使って、ご懇親やご静養はもちろん、法事やいとこ会、勉強会・合宿など多彩なご利用が可能です。 ワーケーションへの対応も万全。高速光回線とWi-Fiでオンライン会議もスムーズですし、カラーレーザープリンターのほかプロジェクターやスクリーンのご用意もあります。また、庭先ではBBQを行うことができます。 この「こごひ」は、さらにユニークな趣向があります。 古い温泉場である熱海は、花街(かがい)の伝統が栄え、厳しい修練を積んだ芸者さんが、いまも120名あまり活躍しています。芸妓組合(見番)では毎年はなやかに、「熱海をどり」が催されます(今年は休止)。「こごひ」では、その芸者さんの派遣をお願いできるのです。 しかし、芸者さんはどこへでも自由に派遣してもらえるわけではありません。ヤボなことを言うようですが、芸者さんを呼べる場所は風俗営業の許可が必要です。「こごひ」は許可も完備しており、安心して芸者さんに出張してもらえます。 当館おなじみのベテラン芸妓さん、華志づ本の「こはく」姐さんについて、オーナーはこう語ります。 「芸者さんなんてドラマのなかの話で敷居の高いものだと思われますが、こはくさんは正統派の芸と洒脱なおしゃべりで、宴席を楽しく盛り上げてくれます。4〜5人に一人派遣してくれるのが標準ですが、ひとり頭にすれば、ちょっとスナックで遊ぶのと同程度ですよ」 また、こはくさんはこう語ります。 「熱海の芸者はいわゆる温泉芸者ではありますが、東京の奥座敷と呼ばれる格式の高い芸者です。踊りや三味線はもちろんのこと、私はそのほか鳴物(太鼓)、端唄、茶道のお稽古を欠かしません。みな東京や京都の一流といわれる花街の格式に負けない心意気をもって芸事に励んでいます」 初めてご利用の方にはお座敷遊び入門編と題し、2時間コースで楽しさ満載のプランも。踊りや歓談、そして座興(お座敷でのゲーム)。とらとら、こんぴらふねふねなど、三味線に合わせて歌って踊って、負けたらお酒を一杯飲んで。湯の町でのお大尽遊びは、忘れられない思い出になるでしょう
当館はゲストハウスですから、お食事はお持ち込みOKです。ご注文で当館名物「魯山人風すき焼き」もご賞味いただけます。 大正・昭和のマルチアーティスト、陶芸家・書家として活躍した北大路魯山人は、稀代のグルメ人としても知られ、みずから会員制料亭の星岡茶寮を経営しました。漫画「美味しんぼ」の海原雄山のモデルとも言われます。 その魯山人が創始したすき焼きは、最高級の神戸牛と2センチに切りそろえた白ネギはじめザク(野菜)とを温めた出汁で交互にいただく風趣のあるお料理です。 ご朝食(料金内)には、関西出身の主人の好みで、茶粥が供されます。清々しい別室の食堂で、香ばしくて胃に優しい茶粥と、梅干しをはじめ季節の香の物、かまぼこなどを、どうぞお楽しみください。
駅からは宿の送迎車で10分。昭和3年、王子製紙の保養所として建てられた数寄屋建築は、見どころ満点。「この家が売りに出されると聞き、はじめて訪れてまず心に浮かんだことは、太宰治の小説『斜陽』の舞台となった伊豆の家でした。戦後没落した子爵の娘、かず子と母親が東京の邸を売り払って移り住んだというあの家です」。オーナーはそう語ります。 ガラガラと玄関戸を開けると、漆喰で固められた三和土(たたき)。白と黒の昭和モダンなデザインに目を奪われます。 玄関を上がって右に入ると、座敷が三つ。最初の部屋にはアンティークなソファーが置かれ、彩雲のふすまとの調和が楽しい、没落華族の『斜陽』チックなしつらえ。つづいて四季折々の掛け軸がお迎えする、床の間つきのメインの部屋。そして杉板に富士の透かし彫りも雅びなあかり障子の小部屋。ふすまを外して大広間としたり、各部屋に仕切ったり、用途に合わせて自由自在です。 この座敷の外を畳廊下が走り、見上げれば天井は天井板を張らず、垂木(たるき)の造形美。大きなガラス戸には戦前期のガラスが残り、現代の製品とは異なる微妙な歪みや屈折が、かえって貴重な感じを抱かせてくれます。 二階への階段を上がると、サンルーム風の小部屋があります。座敷のにぎやかさに疲れたら、どうぞ。ここにはボードゲームがいろいろ用意されています。オンラインゲームを切って、きょうは誰かと盤を囲んでみませんか。窓外に広がる明るい熱海の海の向こうには真鶴半島、そして晴れた日には遠く三浦半島、房総半島の影も見えます。 この小部屋の下には、寝室用の小部屋があります。お休みになるときは、桐箱に収まるレトロモダンなデザインの浴衣からお好きなものを選んで、どうぞごゆっくりお休みください。 これ以外にも随所に、当時の施主の遊び心と大工・職人の技の冴えがすみずみに残っており、建築好きのかたはもちろん、どなたにもお楽しみいただける宿です。
ふじのくに県民割
はじまります!
懐かしく楽しい宿
湘南の太陽が降り注ぐ山腹に、別荘が点在する保養地・熱海。海沿いの大ホテルとは対照的に、山側には大正・昭和戦前期に建てられた富豪や大企業の別邸や保養所が残っています。
ゲストハウス「こごひ」は、そんな保養所だった築90年の温泉付き古民家をリノベーションした、一日一組限定の貸切型ゲストハウス。宿が建つ熱海市伊豆山は、伊豆山神社を拝する緑豊かな温泉地。頼朝と政子が出会いった一帯の森は、いまも「子恋いの杜」と呼ばれ親しまれています。
数寄屋建築の味わい
駅からは宿の送迎車で10分。昭和3年、王子製紙の保養所として建てられた数寄屋建築は、見どころ満点。「この家が売りに出されると聞き、はじめて訪れてまず心に浮かんだことは、太宰治の小説『斜陽』の舞台となった伊豆の家でした。戦後没落した子爵の娘、かず子と母親が東京の邸を売り払って移り住んだというあの家です」。オーナーはそう語ります。
ガラガラと玄関戸を開けると、漆喰で固められた三和土(たたき)。白と黒の昭和モダンなデザインに目を奪われます。
玄関を上がって右に入ると、座敷が三つ。最初の部屋にはアンティークなソファーが置かれ、彩雲のふすまとの調和が楽しい、没落華族の『斜陽』チックなしつらえ。つづいて四季折々の掛け軸がお迎えする、床の間つきのメインの部屋。そして杉板に富士の透かし彫りも雅びなあかり障子の小部屋。ふすまを外して大広間としたり、各部屋に仕切ったり、用途に合わせて自由自在です。
この座敷の外を畳廊下が走り、見上げれば天井は天井板を張らず、垂木(たるき)の造形美。大きなガラス戸には戦前期のガラスが残り、現代の製品とは異なる微妙な歪みや屈折が、かえって貴重な感じを抱かせてくれます。
二階への階段を上がると、サンルーム風の小部屋があります。座敷のにぎやかさに疲れたら、どうぞ。ここにはボードゲームがいろいろ用意されています。オンラインゲームを切って、きょうは誰かと盤を囲んでみませんか。窓外に広がる明るい熱海の海の向こうには真鶴半島、そして晴れた日には遠く三浦半島、房総半島の影も見えます。
この小部屋の下には、寝室用の小部屋があります。お休みになるときは、桐箱に収まるレトロモダンなデザインの浴衣からお好きなものを選んで、どうぞごゆっくりお休みください。
これ以外にも随所に、当時の施主の遊び心と大工・職人の技の冴えがすみずみに残っており、建築好きのかたはもちろん、どなたにもお楽しみいただける宿です。
伊豆石を敷き詰めた源泉掛け流し温泉
熱海といえば名湯。古く奈良時代に開かれた伊豆山温泉郷の「走り湯」、それと同じ湯がこの宿に引かれています。もちろん源泉掛け流し。
分析表によればナトリウム・カルシウム塩化物泉(低張性、弱アルカリ性、高温泉)。口に含めばそこはかとない塩気が感じられます。身体の奥まで熱が浸透し、温まることうけあい。
浴槽および洗い場はいまでは貴重な伊豆石が敷き詰められ、落ち着いたブルーで気持ちも鎮まります。太古の海底火山の火山灰や溶岩が堆積したもので、2千万年前に伊豆半島が本州にぶつかって盛り上ったことにより採掘可能に。伊豆特産の石は遠赤外線効果があり、風呂に好んで使われてきました。
入浴後はお宿の厚い布団にくるまって、ふかぶかとお眠りになってください。
魯山人すき焼きが楽しめる夕食も
「こごひ」はゲストハウスですから、お食事はお持ち込みOKです。ご注文で当館名物「魯山人風すき焼き」もご賞味いただけます。
大正・昭和のマルチアーティスト、陶芸家・書家として活躍した北大路魯山人は、稀代のグルメ人としても知られ、みずから会員制料亭の星岡茶寮を経営しました。漫画「美味しんぼ」の海原雄山のモデルとも言われます。
その魯山人が創始したすき焼きは、最高級の神戸牛と2センチに切りそろえた白ネギはじめザク(野菜)とを温めた出汁で交互にいただく風趣のあるお料理です。
ご朝食(料金内)には、関西出身の主人の好みで、茶粥が供されます。清々しい別室の食堂で、香ばしくて胃に優しい茶粥と、梅干しをはじめ季節の香の物、かまぼこなどを、どうぞお楽しみください。
ご利用の仕方、楽しみ方
ゲストハウス「こごひ」は、一日一組限定の貸切型ゲストハウスです。ご家族・ご親戚やご友人グループで、安心してご利用ください。もちろん、空気清浄機をはじめコロナ消毒対応は万全です。一棟を存分に使って、ご懇親やご静養はもちろん、法事やいとこ会、勉強会・合宿など多彩なご利用が可能です。
ワーケーションへの対応も万全。高速光回線とWi-Fiでオンライン会議もスムーズですし、カラーレーザープリンターのほかプロジェクターやスクリーンのご用意もあります。また、庭先ではBBQを行うことができます。
この「こごひ」は、さらにユニークな趣向があります。
古い温泉場である熱海は、花街(かがい)の伝統が栄え、厳しい修練を積んだ芸者さんが、いまも120名あまり活躍しています。芸妓組合(見番)では毎年はなやかに、「熱海をどり」が催されます(今年は休止)。「こごひ」では、その芸者さんの派遣をお願いできるのです。
しかし、芸者さんはどこへでも自由に派遣してもらえるわけではありません。ヤボなことを言うようですが、芸者さんを呼べる場所は風俗営業の許可が必要です。「こごひ」は許可も完備しており、安心して芸者さんに出張してもらえます。
当館おなじみのベテラン芸妓さん、華志づ本の「こはく」姐さんについて、オーナーはこう語ります。
「芸者さんなんてドラマのなかの話で敷居の高いものだと思われますが、こはくさんは正統派の芸と洒脱なおしゃべりで、宴席を楽しく盛り上げてくれます。4〜5人に一人派遣してくれるのが標準ですが、ひとり頭にすれば、ちょっとスナックで遊ぶのと同程度ですよ」
「熱海の芸者はいわゆる温泉芸者ではありますが、東京の奥座敷と呼ばれる格式の高い芸者です。踊りや三味線はもちろんのこと、私はそのほか鳴物(太鼓)、端唄、茶道のお稽古を欠かしません。みな東京や京都の一流といわれる花街の格式に負けない心意気をもって芸事に励んでいます」
初めてご利用の方にはお座敷遊び入門編と題し、2時間コースで楽しさ満載のプランも。踊りや歓談、そして座興(お座敷でのゲーム)。とらとら、こんぴらふねふねなど、三味線に合わせて歌って踊って、負けたらお酒を一杯飲んで。湯の町でのお大尽遊びは、忘れられない思い出になるでしょう
熱海の町歩き
宿での静養を楽しんだら、翌日は熱海の町歩きも。町中へは車での送迎も可能ですし、荷物は先に駅のロッカーへ届けてくれます(暗証番号をあとで通知。宿からの宅送も可能)。ここではオーナーおすすめの熱海をご紹介。
伊豆山神社と走り湯
宿の前の坂を下り切り国道を左に、少し歩くと朱塗りの欄干の「逢初橋」(あいぞめばし)があります。これを過ぎ、信号機のある横断歩道の下手が「走り湯」、上手が伊豆山神社への参道です。まずは下手へ下ってみましょう。石段を下りてゆくと伊豆山温泉郷の源泉で1300年の歴史をもつ古湯「走り湯」があり、奥行5mの洞窟から今も70度の湯が毎分170リットル湧き出ています。宿からも遠くないので、散歩がてらぜひ見ていってください。
走り湯の見学を終えたら、もと来た石段を一番上まで上り詰めると、頼朝・政子ゆかりの古社、伊豆山神社の鳥居が見えてきます。ここは源頼朝と北条政子の出会いの地でもあります。静かなお社の中ほどには二人が腰を掛けたといわれる「腰掛石」もあります。男女の縁結びを叶えてくれるという、ここの神様にすがる「一名恋祭り」という神事が古くはあり、各地から集まった若い男女の参列を得て行われていたことが伝えられています。
☆イタリア料理 モン
街歩きのお昼に。昭和モダン建築がお好きな方なら目をひく外観のレストランです。建築だけでなくもちろんお料理も素晴らしい。地魚を使った鮮魚のカルパッチヨ仕立て、さまざまなソースを楽しめるパスタ料理、そして私が好きなのはピッツア。クラストは幾層にも折りたたまれたバターの香るパイ生地です。
☆中華料理 幸華
熱海に居を構え、あるいは旅館にカンヅメにされて小説を書いた作家はたくさんおられました。流行作家として時代の寵児であった坂口安吾。彼の愛した中華そばや揚げあんかけ焼きそば、ジャンボ焼売など、食通を喜ばせてきた創業90年の本格中華料理店です。とはいえ地元の人たちに愛されるくだけた雰囲気です。
☆バー Dr.Smuggler(ドクタースマグラー)
世界のお酒400種が並ぶ、本格的なオーセンティックバー。洋酒知識豊富なマスターにいろいろ尋ねてみてください。珍しい樽出しウイスキーを飲み比べるもよし、好きなお酒(例:ジン)をベースにしたカクテルをいくつか試すもよし。あざやかなマドラー捌きで、おとなの雰囲気を楽しんでください。
表面を除菌する
ドアノブに至るまで、接触頻度が高い箇所をすべて除菌します
承認済みの清掃用品を使用する
アルコール度数が70%以上の除菌剤など、保健衛生の専門機関が承認した洗浄剤を使用します
徹底的に清掃する
各部屋の清掃については詳細なチェックリストを参照ください
マスクや手袋を着用する
マスクや手袋を着用して、二次汚染を防ぐのに協力します
リネン類をすべて洗濯する
高温設定でリネン類を洗濯します
地域で適用されるその他すべてのガイダンスに従う
地域の法令(安全や清掃に関するその他のガイドラインなど)を遵守します
施設名称 | 御宿こごひ |
施設タイプ | コテージ |
戸数(張数) | 1戸 |
住所 | 沼津市我入道林町487-4-101 |
定員 | 10人 |
駐車場 | 3台(無料) |
チェックイン | 15:00 |
チェックアウト | 11:00 |
電話番号 | 0557296474 |
公式サイト | http://kogoi.jp/ |
営業許可番号 | 静岡県熱海保健所 第321号の40 |