御宿こごひ

安心安全 完全貸し切り 温泉古民家 御宿こごひ 

静岡県 貸別荘・コテージ 定員10人

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特徴

芸者も呼べます!極上のプライベート空間

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当館は一日一組限定の貸切型ゲストハウスです。ご家族・ご親戚やご友人グループで、安心してご利用ください。もちろん、空気清浄機をはじめコロナ消毒対応は万全です。一棟を存分に使って、ご懇親やご静養はもちろん、法事やいとこ会、勉強会・合宿など多彩なご利用が可能です。    ワーケーションへの対応も万全。高速光回線とWi-Fiでオンライン会議もスムーズですし、カラーレーザープリンターのほかプロジェクターやスクリーンのご用意もあります。また、庭先ではBBQを行うことができます。    この「こごひ」は、さらにユニークな趣向があります。  古い温泉場である熱海は、花街(かがい)の伝統が栄え、厳しい修練を積んだ芸者さんが、いまも120名あまり活躍しています。芸妓組合(見番)では毎年はなやかに、「熱海をどり」が催されます(今年は休止)。「こごひ」では、その芸者さんの派遣をお願いできるのです。    しかし、芸者さんはどこへでも自由に派遣してもらえるわけではありません。ヤボなことを言うようですが、芸者さんを呼べる場所は風俗営業の許可が必要です。「こごひ」は許可も完備しており、安心して芸者さんに出張してもらえます。    当館おなじみのベテラン芸妓さん、華志づ本の「こはく」姐さんについて、オーナーはこう語ります。  「芸者さんなんてドラマのなかの話で敷居の高いものだと思われますが、こはくさんは正統派の芸と洒脱なおしゃべりで、宴席を楽しく盛り上げてくれます。4〜5人に一人派遣してくれるのが標準ですが、ひとり頭にすれば、ちょっとスナックで遊ぶのと同程度ですよ」    また、こはくさんはこう語ります。 「熱海の芸者はいわゆる温泉芸者ではありますが、東京の奥座敷と呼ばれる格式の高い芸者です。踊りや三味線はもちろんのこと、私はそのほか鳴物(太鼓)、端唄、茶道のお稽古を欠かしません。みな東京や京都の一流といわれる花街の格式に負けない心意気をもって芸事に励んでいます」     初めてご利用の方にはお座敷遊び入門編と題し、2時間コースで楽しさ満載のプランも。踊りや歓談、そして座興(お座敷でのゲーム)。とらとら、こんぴらふねふねなど、三味線に合わせて歌って踊って、負けたらお酒を一杯飲んで。湯の町でのお大尽遊びは、忘れられない思い出になるでしょう

特撰料理「魯山人風すき焼き」

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当館はゲストハウスですから、お食事はお持ち込みOKです。ご注文で当館名物「魯山人風すき焼き」もご賞味いただけます。  大正・昭和のマルチアーティスト、陶芸家・書家として活躍した北大路魯山人は、稀代のグルメ人としても知られ、みずから会員制料亭の星岡茶寮を経営しました。漫画「美味しんぼ」の海原雄山のモデルとも言われます。  その魯山人が創始したすき焼きは、最高級の神戸牛と2センチに切りそろえた白ネギはじめザク(野菜)とを温めた出汁で交互にいただく風趣のあるお料理です。  ご朝食(料金内)には、関西出身の主人の好みで、茶粥が供されます。清々しい別室の食堂で、香ばしくて胃に優しい茶粥と、梅干しをはじめ季節の香の物、かまぼこなどを、どうぞお楽しみください。

数寄屋建築の味わい

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駅からは宿の送迎車で10分。昭和3年、王子製紙の保養所として建てられた数寄屋建築は、見どころ満点。「この家が売りに出されると聞き、はじめて訪れてまず心に浮かんだことは、太宰治の小説『斜陽』の舞台となった伊豆の家でした。戦後没落した子爵の娘、かず子と母親が東京の邸を売り払って移り住んだというあの家です」。オーナーはそう語ります。  ガラガラと玄関戸を開けると、漆喰で固められた三和土(たたき)。白と黒の昭和モダンなデザインに目を奪われます。 玄関を上がって右に入ると、座敷が三つ。最初の部屋にはアンティークなソファーが置かれ、彩雲のふすまとの調和が楽しい、没落華族の『斜陽』チックなしつらえ。つづいて四季折々の掛け軸がお迎えする、床の間つきのメインの部屋。そして杉板に富士の透かし彫りも雅びなあかり障子の小部屋。ふすまを外して大広間としたり、各部屋に仕切ったり、用途に合わせて自由自在です。  この座敷の外を畳廊下が走り、見上げれば天井は天井板を張らず、垂木(たるき)の造形美。大きなガラス戸には戦前期のガラスが残り、現代の製品とは異なる微妙な歪みや屈折が、かえって貴重な感じを抱かせてくれます。  二階への階段を上がると、サンルーム風の小部屋があります。座敷のにぎやかさに疲れたら、どうぞ。ここにはボードゲームがいろいろ用意されています。オンラインゲームを切って、きょうは誰かと盤を囲んでみませんか。窓外に広がる明るい熱海の海の向こうには真鶴半島、そして晴れた日には遠く三浦半島、房総半島の影も見えます。  この小部屋の下には、寝室用の小部屋があります。お休みになるときは、桐箱に収まるレトロモダンなデザインの浴衣からお好きなものを選んで、どうぞごゆっくりお休みください。  これ以外にも随所に、当時の施主の遊び心と大工・職人の技の冴えがすみずみに残っており、建築好きのかたはもちろん、どなたにもお楽しみいただける宿です。

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